月別: 2017年6月

お酒の種類別、健康的にお酒を楽しむための1日の適量とは

大量の飲酒が健康に悪い影響を与えることは言うまでもありません。

しかし、アルコールにはリラックス効果や、ストレスを軽減したり解消したりする精神的なメリットがあることも事実でしょう。

お酒が好きな人は、「健康を害さない程度にお酒を楽しみたい。適量を知りたい」と思っているに違いありません。

そんな方のために、ここではお酒の適量を種類別に紹介することにします。

厚生労働省が推進している「健康日本21」が定めているアルコールの適量の基準値があります。「健康日本21(アルコール)

それは「1日の摂取量が、純アルコールに換算して20g以下」です。

では、純アルコールの数値はどのように求めればいいのか、数式を紹介しておきます。

「酒の量(ml)×(アルコール度数÷100)× 0.8」

これが純アルコールを求める数式になります。

たとえば、アルコール度数5度のビールの場合は、「500ml×(5度÷100)×0.8=20」となりますから、つまり、ビールの場合は500mlまでが1日に飲む適量ということになるわけです。

ここまでがいわば「前口上」、どのように適量を計ればいのかを説明してきました。

ここからが本題、「お酒の種類別の適量」の具体的な紹介に移りましょう。

ビールは今例示した通り、500mlが適量になりますから「中瓶1本程度」が目安になると考えていいでしょう。

そのほかのお酒は以下の通りです。

  • 日本酒(アルコール度数15度の場合) 1合(180ml)
  • ワイン(14度の場合) 1/4本(180ml)
  • 焼酎(25度の場合) 0.6合(110ml)
  • ウィスキー(43度の場合) ダブル1杯(60ml)

ちなみに、愛飲されている方も多いであろう「缶チューハイ(アルコール度数5度)」だと520mlまでが適量ということになります。

酒好きの人には「少ない」と感じられたかもしれません。

しかし、酒量というのは習慣性が大きく関係してきますので、この適量を習慣づけることによって、少量だけでも楽しめるようになるのではないでしょうか。

もちろん、その人の体質や体格などによって適量はちがってきますが、上記を一つの目安として、健康的にお酒を楽しんでみてはいかがでしょうか。

アルコールで受ける被害は健康だけじゃない!一口のアルコールで取り返しのつかない事に…?

お酒やビールなどのアルコール飲料は成人を迎えた人へのご褒美としてとても美味しく飲めるものですが、アルコールが原因で被害を受け、中には取り返しのつかない場合にもなります。

アルコールを飲んだ事で受ける被害とは一体何なのか?

今回はその中でも、特に多い被害を見ていきましょう。

急性アルコール中毒

健康面の被害で多いのが急性アルコール中毒。

アルコールは脳を麻痺させる働きを持っており、急激に体に入った事により、呼吸や心臓部の働きを司る脳幹部や生命維持に必要な中枢神経まで麻痺させてしまい、意識不明の重体、最終的に死に至らしめる場合もあります。

お酒に強かろうが弱かろうが関係なく、血中アルコール濃度が0.4%越えになると、良くて昏睡状態、悪くて死を迎える確率が大幅に高まります。

お酒を飲む人ならば誰でも起こり得るアルコール被害と言えます。

アルコール依存症

適量を守った範囲内ならば、お酒はいくら飲んでも大丈夫と言う訳ではありません。

お酒を飲み過ぎた事により脳が麻痺し、「お酒は日常生活を行うのに必要な物」と脳が認識して、アルコール無しでは活動できない依存症を引き起こしてしまいます。

一度、アルコール依存症になってしまうと、

  • 自分の意思で飲酒のコントロールが不可能になる
  • アルコールを抜いたら幻覚症状や統合失調症で逆に日常生活に支障が出る様になった
  • 頭痛やイライラ、不眠等の禁断症状もお酒を一時的に抜いていると発症する様になった等

お酒のせいで多くのデメリットを抱えてしまう事にもなります。

さらに厄介な事に、依存症になり、お酒がどんどん体の中に入ってきた事で耐性が付いてしまい、お酒に対する抵抗が薄くなってきて、よりお酒を欲し、依存を高めてしまうのです。

飲酒運転

お酒を飲む事で起こり得る被害として連想しやすいのが飲酒運転。

これで事故に巻き込まれると怪我や死んでもしにきれず、事故を起こした運転手側も世間からのバッシングで自分以外の親族や知人にも被害が及びます。

現在飲酒運転をした場合3~5年以下の懲役もしくは100万円以下の罰金を払わなければならず、免許もアルコール濃度0.25mg以上の場合は今まで無事故だったとしても一発で免許取り消し、死亡させた場合は1年以上の有期懲役(懲役20年に匹敵し、殺人罪を犯した際の懲役とほぼ同じ)ととても重い刑罰です。

ですが、現状は飲酒運転の事故のニュースは後を絶たちません。

「自分ならそんな事はない」
「代行を呼ぶのが面倒くさい」
「少ししか入っていないし家までの距離が短いし大丈夫」

少しの直せる部分を疎かにしてしまったせいで、真っ当な人生を送るのが難しくなる程、たった一杯のアルコールでも釣り合わない罰を受ける事になります。

ここで強く言いますが、お酒を飲んだのであれば、アルコールが完全に抜け切るまでは絶対に車を運転してはいけません!

たった一杯のアルコールが引き起こす被害は、文字で表すよりも、とても大きく、取り返しのつかない事ばかりです。

飲むなとは言いませんが、節度を持って飲んだ方が安全です。

アルコールを飲まないと得られるのは健康と〇〇?アルコールを飲まないと得られるメリットは?

大人になればお酒を飲む機会がありますが「お酒を飲める=大人」と言う訳ではありません。

ある事情を抱えて飲まなかったり、飲む事を拒否したりと飲まない人もいます。

お酒大好きな人からすれば、飲まないのは損の様に思えますが、実は飲まないには飲まないなりの理由は存在します。

その理由がこちらになります。

肝臓に良い

アルコールを飲むと内臓に負担が掛かり、特に肝臓は、アルコールを取る回数が増えれば増える程、中性脂肪が溜まっていきます。

その状態が続くと、アルコールに含まれているアセトアルデヒドや活性酸素が肝臓細胞を破壊し、肝硬変になります。

そうなると肝不全や肝臓がんなどの症状を引き起こします。

逆にアルコールを摂取しない、摂取しても少量程度で、頻繁ではなければ肝臓の負担もその分軽くなり、規則正しい食生活もしていれば、より健康に良いと言えるでしょう。

意識を保ちやすい

アルコールが入ると、つい口がおしゃべりになり、自分の意識とは裏腹に体が言う事をききにくくなると言う事はありませんでしたか?

お酒に強い人ならば、ある程度保ててはいますが、弱い人に比べると必要最低限の受け答えは出来る程度、それでも飲む前に比べるとちょっとおしゃべりになってるなってなっていませんか?

そんなお酒で自分のテンションが変わってしまうのが嫌だったり、怖かったりで、お酒を飲まない選択肢も出て来ます。

体質的に飲めるが強い訳ではない

肌にアルコールを塗って、肌が赤くなれば体質的にアルコールに弱いというような検査をした経験があるでしょう。

しかし体質的には大丈夫でも、体の方が慣れていなくて飲めないと言う人もいます。

アルコールは体にかける負担も大きく、お酒に強い人の殆どは飲み慣れたからこその面もある為、体質的にはOKでも体内では駄目と分かっているから飲まないを選んでいる人も出て来ます。

純粋にお酒が嫌いだから

ここまでは健康面の話をしてきましたが、根本的に、お酒自体が嫌いで飲まない人もいます。

確かにアルコールの入っているお酒はアルコールの匂いも強く、お酒が入ると面倒な絡まれ方をされるし、車も運転できないしで、正直メリットを感じずに飲まないと言う人もいます。

嫌いな物を、無理して飲む必要がないなら飲まない、と判断するのも賢い判断ではあります。

アルコールを飲まないのにはこれらの理由がありました。

健康面を考慮して飲まないと言う理由も、本当に真っ当な理由でぐうの音も出ません。

ましてや、それに加えて嫌いと言われるともう無理して飲むのを勧めたりしない方が、人間関係にもヒビが入らなさそうなので、お互いを尊重して好きな物を飲んだ方が良いでしょう。

アルコールの種類と特徴を学んで健康に役立てましょう

「百害あって一利なし」と言われるタバコと比べると、アルコール類は適量を守れば健康に対して有効に働くことが少なくありません。

しかし、多くの人はアルコール類を飲み過ぎがダメだ、ということや、アルコール類をまったく飲まない「休肝日」を考えたほうがいい、というくらいの漠然とした知識しか持っていない思われます。

簡単にアルコール類と言ってもたくさんの種類がありますから、アルコール類の種類によっても飲み方や健康に対する効果が違っていることを学びましょう。

アルコール類を大きく分けると醸造酒蒸留酒混成酒の3つに分けることができます。

醸造酒はビールや日本酒やワインが代表的でもので、穀物や果実などを酵母によってアルコール発酵させて作ります。

ビールは大麦から、日本酒はコメから、ワインはぶどうから作られます。

蒸留酒と比べるとあまりアルコール度数は高くないという特徴があります。

蒸留酒はウィスキーや焼酎やブランデーが代表的なもので、醸造酒を更に蒸留して作られます。

ウィスキーはビールを蒸留して、焼酎は日本酒を蒸留して、ブランデーはワインを蒸留してという具合です。

醸造酒を蒸留することから、かなりアルコール度数が高い蒸留酒もあります。

混成酒は梅酒やリキュールが代表的なもので、醸造酒や蒸留酒に果実分や糖分などの加えて作られています。

アルコール度数は元のお酒によって大きく違いができます。

どの種類のアルコール類でも、ストレスの解消効果と血行改善の効果は期待できます。

アルコール度数で考えてみれば、蒸留酒や混成酒は飲み過ぎに注意しなければならないが分かりますし、糖分を控えなければならない人は、糖分がほとんど含まれていない蒸留酒のほうが醸造酒や混成酒よりも適していると言えます。

特にカロリーに注意しなければならないような人は、醸造酒や混成酒はかなりカロリーが高いので、飲みたいなら蒸留酒のほうがいいでしょう。

蒸留酒はカロリーがかなり低くなっているからです。

これだけでも健康に良いアルコール類のとり方が変わることも考えられます。